「シンジテミル」1

 

私の名前は神田 涼夏 神田神社の4人娘の末っ子 

幼い頃から神社の世話をして、外のことはあまり知らない、自分の世界が狭いことも知っていた、

神田神社は名門神社だから神社の跡取りは絶対に良い教育をさせたいらしい うちの親は

だから、学校の行き帰りぐらいしか外にも出れない。

なんて狭い世界なんだろう。こんな世界・・・・・やだな・・・・

非日常が欲しい・・・・

 

いつもと変わりのない道を歩く

いつもと同じ風景

いつもと同じ かわりのない 人気のない

道・・・・・ 

いつもと同じことを繰り返して家に帰る。

・・・・・

「・・・・こんな人生いつまで続くのかな」

そんなことをつぶやいた時 私の目の前に黒い車がとまった

そのなかから3人の男がでてきて

「こんばんわー もしかして神田神社の子?w」

格好からしてチャライ・・・なんなんだこのひと

「そ・・・そうですけど、なんでしょうか・・・」

「そっかー じゃあ良かった 一緒に来て貰いたいんだけど」

といった瞬間3人の男に取り押さえられ身動きがとれなくなった

「くっ・・・」

「ごめんねー 少しのあいだおとなしくしてろよっ!!」

そういって私を車の中に入れようとする

必死に抵抗するが 男共の方が力は強い

非日常・・・ これが非日常なのかな?

其れを願った私の自業自得かな・・・

もう諦めていたとき

目の前に光が差した

「ぐっなんだこいつ____」

目映い光りが1面を包んだ、綺麗なオレンジ色の光りが

男達が騒ぐ声が聞こえると一瞬にしてあたりは静まった

「んー大丈夫?」

1人の青年が私の方に顔を合わせる。

1人の青年・・・・この表現が正しいのかもかわらない

その青年は・・・薄いオレンジ色の髪に・・・コスプレとかのような感じだけどなにか・・・この世じみてない服に

なんたって・・・頭には 耳がある それも 猫や犬のような、ぴんと立っている耳、

しっぽもある 龍のように太いしっぽ、今もうねうねと動いている。

・・・・・なんだこいつ

「だ・・・大丈夫?w 目が点になってるよー おーい 意識ある?」

眉をひそめて心配してくる、

「え、ああ大丈夫です」

あわてて返事をした、もしかしたら・・・さっきの男達の関係者かも知れない

用心した。

「そんな威嚇しないでくれないかなw ボクはさっきの男とは無関係だからさ」

それに助けてやったろ? と付け加えて、言った

確かに男達は気絶していた。 助けてくれたんだな、

んーてか ・・・・・

「心読まれた!?」

「ハハッ 君面白いんだねww」

ケラケラと笑う青年彼は何者・・・・

「いてぇ・・・・・なにしやがんだよ!!!!」

後方から怒鳴り声が聞こえた。

「あ、起きちゃったんだ・・・逃げようか!!」

というと青年は私の手をつかんで走り出した

「まてやー!!!!」

男共の怒鳴り声がきこえる

其れも全然気にしないように青年は私の手を引っ張って走る

「んーこのままじゃ追いつかれるかな・・・」

「えっ・・・んじゃどうするのよ!!」

「どうするって 飛ぼうか」

「へ?・・・・・・・」

目が点になった なにいってんだ と思ったと同時に

手を強く引っ張られて足が宙に浮いた。

「ギャアアアアアアアアアアアア」

「そんなおどろかないでよw これだから人間は・・・」

クスッとわらって青年は私を抱き上げた

しかもお姫様だっこで・・・・

「いやああああああ恥ずかしいしぬううううううううう!!!!」

足をばたつかせおろせと言う こんな恥ずかしい上にこんな・・・

いつかみたサーカスの空中浮遊をしてもただ怖いだけだった

「落とさないから大丈夫だって、ちゃんと捕まっててね」

お姫様だっこのままで20分ほど青年と空中散歩をした

なんて・・・非日常 空を飛びながら怖かったけど とてもワクワクしていた

やっと地面に足をつけると、そこは神田神社の裏山だった

「ふー君結構 おもいnギャーッ痛いッ」

「なに?良く聞こえなかったんだけど?」

思いっきり足を踏んでやった

「・・・人間の女って・・・こんなに怖いのか・・・

あ、やめてやめてもうふまないでね!!」

座り込んで足をなでている青年に問いかけた

「今さらなんだけど、あんた誰」

「あーそういや言ってなかったね」

「ボクの名前はラティオ!! お空の国から来ましたー」

まだ足をさすりながらもニコニコこたえた

「お空の国・・・そんな非科学的なものあるわけないじゃんか」

思ったことを口にする

「まだ、そんなこと言えるの? さっきまで空を飛んでたのしそうにしてたくせにー」

そうだ、さっきまで・・・非日常を楽しんでいた。

目の前にいるラティオが非日常そのものだ。

「空も飛べるし、光るし、明らかに人間じゃないけど、ボクはちゃんと君に踏まれたし

さっきまでお姫様だっこさてれらじゃんか、ぼくは夢じゃなくて実在してるんだよ!!」

自慢げに言う。

「じゃあ・・・・もしかしたら

「そう!!ボクは実在する非日常さ!!」

「もしかしたら・・・これまでが全部夢だったんだ!!さめろー私のゆめっ

こんなのありえないっ!!」

思いっきり私は自分の頬をつねってみる

ただ痛いだけだった

 

むぎゅううううううううー

 

「痛いいいたい痛いっ!!

何すんのよ!!痛いじゃん!!」

ラティオにもおもいっきりつねられた

でもいたかった・・・・

「だからさー・・・聞いた?ぼくの話しw」

「聞いたけど信じれない・・・」

「そうかもしれないけど、信じて!!」

自信満々に言ってくる

「それにぼく命の恩人でしょ」

「そうだね、あのとき助けてくれなかったら私、・・・」

どうなってたかわからないしね・・・

「信じてくれる?」

「しかたない・・・信じてあげる

は・・・半分ぐらいね!!」

私の顔を見てラティオはくすくすわらった、

「ホント 人間っておもしろ」

なにいってんのw

とかと返しつつ私はこの人外の者とこれからどうなるんだろう

「じゃ、これからよろしくね!! 涼夏!!」

「うん・・・ってえw何で名前知ってるの・・・」

「だって・・・・涼夏の家に住むんだし・・・それぐらいは知ってるよ」

「え、え、え、え、え何其れ聞いてない」

「だっていって無いし」

私のそばでくすくす笑うラティオ

混乱する私

この先どうなるんだろう、不安だいっぱいだったけど

非日常の始まりが楽しみで仕方なかった。

 

 

 

続く